低体温

2013年10月28日

最近、老若男女を問わず、低体温の人が増えているそうです。


低体温とは、一般的に36度未満の体温のことをいいます。人間の身体は本来、常に36~37度くらいを保てるようになっています。


低体温と混同しやすい言葉に、「冷え性」や「低体温症」がありますが、「冷え性」は男性よりも女性に多く、体温とは関係なく実際に手足の冷えや、下腹部の冷えなどの自覚症状を感じやすいのに対して、低体温は、自覚していない人が多いのが特徴です。また「低体温症」は恒温動物が寒冷状態や水に浸かった状態などにあって体温が下がることで発生する症状をいい、31度以下になるなど、深刻な場合は凍傷や死に至る(凍死)こともあります。


主な原因は生活習慣です。食生活や生活リズムの乱れ、ストレス、運動不足による筋力の低下、冷暖房完備の生活などが原因となります。


寒いと感じると自律神経は体温を維持するために手足の血管を収縮させ、内臓の周りに熱を送ります。そのため手足が冷えやすくなります。逆に、暑さを感じると血管を広げて体温を下げる働きをします。食生活や生活リズムが乱れたり、強いストレスを受けたりすると、自律神経のバランスが乱れることから、低体温に陥ると考えられています。


甲状腺ホルモン低下症などの病気から低体温になることもあります。


低体温になると、免疫力が低下し、風邪などの感染症にかかりやすくなったり、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなると考えられています。他にも、基礎代謝が低下して痩せにくい、体内の酵素が活発に働かず、栄養の吸収が悪くなって疲れやすくなったり、むくみやすくなったり、月経不順、低体温では妊娠しにくい、精神的疲労が増加することなどの原因になると言われています。



今朝はこの秋一番の冷え込みだったそうです。これからさらに冬に向けて気温が下がり、体温の上がりにくい時期になってきます。心身共に不具合が生じる前に、生活習慣を見直して体質を改善していきましょう(^-^)/



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