ものもらい
昨日から目の調子がおかしいと思っていたら、どうやらものもらいになってしまったようですorz
ものもらいは、まぶたが赤く腫れ、痛みやかゆみが伴う目の病気ですが、麦粒腫(ばくりゅうしゅ)と霰粒腫(さんりゅうしゅ)の2種類あります。
麦粒腫とは、まぶたにあるマイボーム腺やまつ毛の根元に脂分を出す皮脂腺や汗腺に細菌が入って起こる急性化膿性炎症で、おもに黄色ブドウ球菌という細菌によって起こります。マイボーム腺の感染を内麦粒腫、まつ毛の根元に感染した場合を外麦粒腫と呼びます。
黄色ブドウ球菌は、化膿性疾患の代表的な原因菌ですが、生活環境のさまざまなところに存在しています。健康な人の喉や鼻の穴、皮膚、手指、毛髪、腸管、動物の皮膚、ホコリなどにも高率に分布しています。
霰粒腫は、まぶたの中にできるやや硬いできものです。目を保護する脂の成分を出すマイボーム腺がつまって、その周囲に慢性の炎症がおき、中にかゆ上の分泌物がたまったものです。
霰粒腫は麦粒腫と異なり、細菌感染を伴わない無菌性の炎症です。マイボーム腺はまつ毛の生え際近くに開口部がありますが、その開口部が炎症などで詰まることによって起こります。
一般的には、麦粒腫の方をものもらいということが多いようです。
ものもらいは、麦粒腫、霰粒腫ともに原因がウイルスではなく雑菌が原因なので、人から人へうつることはありません。
ものもらいの症状は、まぶたの一部が赤く腫れて、まばたきをすると痛みがあります。また、患部が広がると、全体が腫れ、目やにが出たり、涙が出たり、目がかゆい・赤い・ゴロゴロする、まぶたが赤く感じるといった症状が出ます。
ものもらいができた時の治療法は、抗菌点眼薬や抗菌眼軟膏を用いて炎症を抑えます。このような薬を使うことで、3~5日程度で症状は回復してきます。
麦粒腫の場合、点眼薬、軟膏、内服薬で治らないときは、小さく切開し、膿を出してしまう治療法もあります。
霰粒腫の場合も、点眼薬、軟膏、内服薬で治らず、しこりが大きくなったり、痛みが出てきたときには、切開手術をしてしこりを摘出します。
予防対策としては、まず第一に目の周りを清潔に保つことです。また、季節の変化に体調がついていかないとき、抵抗力が弱まっているときなどにもものもらいはできやすくなるので、体調管理も予防には必要です。
年のせいか最近の気候の変化に身体がついていってないのかもしれません。やはり体調管理はしっかりしないといけませんね(;^_^A
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