インスリン

2013年09月25日

今回は糖尿病のお話で出てきたインスリンというホルモンのお話です。



インスリンとは、すい臓のランゲルハンス島から分泌されるホルモンです。


インスリンは、血糖値を下げる働きを持ち、筋肉や細胞に血糖を取り込む作用をします。血糖値を下げる働きがあるホルモンは体の中にインスリンしかなく、すい臓に障害が起こると、インスリンの分泌が低下してしまうことで、正常に血糖を下げることができなくなり、糖尿病の危険性が高まります。


すい臓に慢性膵炎やすい臓癌などの疾患が起こると、インスリンの分泌が低下してしまい、血糖のコントロールをすることができなくなり、糖尿病を発症または悪化してしまいます。


インスリンの働きが不足する原因には、分泌自体が不足する「インスリンの分泌障害」のほかに、肝臓や筋肉、脂肪などでの働きが低下する状態があり、これを「インスリンの抵抗性」と呼んでいます。


インスリン抵抗性は、塩分が尿に排泄されにくくして血圧を上昇させたり、脂肪の合成と分解のバランスを崩して脂質異常症(高脂血症)を招いたりします。また、動脈硬化を進めることも明らかになっており、これらの生活習慣病のすべてに関係しています。


インスリン抵抗性は糖尿病患者にだけ限った話でなく、お酒の飲み過ぎで肝臓に脂肪が蓄積した状態の脂肪肝の方、内臓脂肪が蓄積した状態の「メタボリックシンドローム」の方、それらを含めた肥満の方にもインスリン抵抗性とは関係があるようです。



一つ不具合が出るといろいろなところに影響が出てしまいます。一度自分の生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか(^-^)/



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