肝機能

2013年09月04日

9月になっても暑い日が続きそうですね。ビールを飲む量がさらに増えて肝臓に機能に影響が出ないか心配になってしまいます(笑)



肝臓の機能には以下のようなものがあります。


代謝機能

栄養素を分解したり合成したりして体が利用できる形に作り変えるために、栄養素を分解・合成する機能。この代謝作用が肝臓機能の中でも最も重要なものです。


(アルコールの分解)

アルコールは、90%以上が肝臓で代謝されます。そしてアセトアルデヒドに分解され、その後、酢酸、水に変わります。飲み過ぎなどでアセトアルデヒドが蓄積すると、二日酔い、肝障害などの原因となります。


・解毒作用

食べ物や飲み物の中には、栄養となるもの以外に有毒なものが含まれることがあり、有害物質の多くは腸から吸収され肝臓に集まってきます。肝臓は自分の持っている解毒作用の働きによって、これらを無毒化して体外に排出する働きがあります。


・消化

胆汁という消化液を作る機能。肝臓から分泌される胆汁酸には、コレステロールを排泄させる働きがあります。



肝臓は以上のような大事な働きをしてくれるのですが、負担のかかる生活習慣を続けてしまうことでその機能が低下してしまいます。



肝臓を守るためには、肝臓に負担となる原因を解消することです。肝臓に負担をかける原因は、肥満、糖尿病、アルコールの飲み過ぎです。


食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎによって脂肪肝になり、生活習慣を改善することなくそのまま生活を続けてしまうと、さらに肝機能が低下して、肝炎、肝硬変、ついには肝臓がんを引き起こす可能性があるといわれています。


肝臓は再生能力・代償能力に優れ、ダメージを受けても残った正常細胞が余分に働き、肝臓の機能を維持することができますが、そのため肝臓に異常があっても気づかず、異常に気付いたときには病気がかなり進んでいることがあります。


とりあえずは脂肪肝にならないようにきちんとした食事・生活習慣を心掛けましょう(^-^)/




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