VOL,31 腸内環境の大切さ

2014年09月11日

VOL,31スポンジ・ボブ


今回のお題は、腸内環境についてす。


皆さんは、腸内環境について考えたことはありますか?


そもそも、腸はどんな役割をしているのでしょうか( ・(ェ)・)?




◆ 腸って?


腸は、毎日の食べ物や飲み物などを栄養を吸収してくれる大切な場所です。吸収された栄養は、その人の血液の質や体質を決定するようになります。つまり、人の生命維持にかかわる最も大切な器官なのす。

また、腸は体の内側にある器官でありながら、外界と直接接しているという特徴があります。というのも、腸は体に必要な栄養素だけを吸収し、細菌やウイルスなど害のあるものは排除するという体を守る役割も果たさなくてはなりません。

一般的に腸の粘膜のヒダが健康なピンク色で、ポリープや宿便がない人は、肌にもハリがあり、若々しく、健康な場合が多いようです。逆に腸がかたく、狭く、便の停滞がある人は見た目も年齢よりも老けて見え、
実際にも生活習慣病を抱えている場合が多いということも納得できると思います。

◆ 腸の役割って?

腸は「第二の脳」と呼ばれます。

腸内に入ってきた物質を良いか悪いかを判断する以外に、それをパターン化して記憶する仕組みのほか、実は脳内の神経伝達物質「セロトニン」の95%が腸で作られているという報告もあります。またさまざまなホルモン(ペプチド性ホルモン=脳内ペプチド)を生産し、多くの血管や神経が集まっている腸の状態は全身に影響します。

皆様も経験があると思いますが、子供のころ試験前や発表会などの前に緊張のあまり、急な腹痛や下痢に襲われたりしたことが。。。。

このように頭で考えることと腸の活動は密接につながっているのです。

つまり腸が「第二の脳」と呼ばれる理由になるのです。

さてそこで、皆さんは我々日本人と欧米人との間で腸の長さに違いがあることご存知ですか?

個人差はあるものの、日本人の大腸の長さが約1.5m、欧米人で約1m。そう、我々の方が1.5倍も長いのです。
 昔から欧米人は、肉中心の脂肪分が多い食事でしたが、日本人は野菜や穀物中心の繊維が多い食事だったことに関係があるといわれています。

腸は、栄養分を吸収する小腸と水分を吸収する大腸の2つに分かれます。

小腸は、約6m。内側は、縦毛(じゅうもう)とよばれる無数のヒダに覆われそこから栄養分を吸収し毛細血管を通じてその栄養素を全身へ送る役目をもっています。
 大腸は、約1.5m。小腸で吸収仕切れなかった食べ物のカスや水分が吸収され最終的に便となり排泄されます。
便秘などで排泄がたまると食べ物に含まる添加物などの影響で、腸内の腐敗が進みます。これが大腸の粘膜に接し続けるとがんなど様々な病気の原因になるといわれています
 

便は通常7,8割が水分、残り2,3割が食物繊維や消化されなかった食物や腸内細菌などの死骸などが含まれています。
理想的な便は色が黄土色~こげ茶色でバナナのような形と熟した際の硬さを持ったものが良いといわれています。


食物繊維が多く含まれている野菜類や海草、きのこ類などなどが、ある程度消化されないでカサとなって出てくることで良い便となり、スムーズな排泄が出来るのです。

逆に悪い便は、2種類あります。1つは水分90%以上の下痢状の便です。もうひとつはコロコロ丸くて硬い便です。これは、水分が50%以下でもっとも悪い便です。

最悪の理由は、本来、排出すべき便を長時間、腸内に留めている結果、水分が減少し、硬くなるからです。  

普段から肉食が多い人はこの2つのタイプの便になることが多いようです。最近、便秘をする人が非常に増えています。特に女性は悩みが深く、子供も増加傾向にあります。
このままでは腸の健康がどんどん損なわれてしまう危険があります。

では、なぜ便秘になるのでしょうか?

便秘には多くの原因がありますが、まず見直すべきは、食事の内容であり、特に動物性たんぱく質の取りすぎと食物繊維不足です。

大腸の長さの違いにもあるように、私たち日本人は、草食向きに出来ている長い腸のため、ただでさえ便がたまりがちなことに加え、急速に変化した食生活がさらに追い討ちを掛けています。

◆ 便秘のの理由ワースト3

① 食生活に問題あり・・・・・肉や加工品ばかり、過剰なダイエット

② 睡眠不足&運動不足・・・・・不規則な生活、運動もしない怠惰な習慣

③ 精神的なストレス・・・・・職場、学校、子育てなど家庭での悩み

また、大腸がんが、特に日本の女性に増えていることが大きな問題です。

特に肉や加工食品ばかりとり続けると腸や体内が酸化してきます。

老化を早める原因である酸化は食べ物が大きく関わってくるのです。

大腸に送られた食物のカスは煽動運動によって結腸、直腸に運ばれます。
それが直腸に達した際にその刺激が脊髄を通して大脳に伝わり、便意がもよおされる仕組みなっています。

慢性的な便秘の場合、便意を我慢することを繰り返したために直腸から脳に伝わる刺激が弱くなったりします。

また、睡眠不足、運動不足や精神的なストレスなどの原因も多く見られ、便秘薬への過度な依存も良くありません。

もちろん、大腸の病気の影響も考えられますので、便に血が混じったり、激しい腹痛を伴う場合は早めに医師に相談しましょう。

今回、文章が長い為次回に繰り越します

東急東横線 学芸大学駅 徒歩1分ラブ
「頭痛、肩こり、腰痛など根本的症状から

リラクゼーション、小顔&美顔までお任せ」

学芸大学カイロプラクティック~林整体院~
http://www.gakudai-chiro.com