手の痺れ
2013年07月04日
月が替わる前後は仕事が忙しくなるという方が多いようです。
それに伴い首や肩がこり過ぎて手にしびれが出るという方もいるのではないでしょうか?
手のしびれは片手に起こることが多いですが、
両手に起こることもあり、片手か両手かによって
原因が大きく異なります
片手に起こったときは、①頚腕症候群、②なで肩の女性に多い胸郭出口症候群、③頚椎症や頸椎椎間板ヘルニア、④末梢神経障害、などがあげられます
①と②はいわゆる肩こりに関連して起こるしびれで、神経が頚髄から出た後に起こる神経圧迫が原因で起こります
③の頚椎症や椎間板ヘルニアなどは頚椎レベルで起こるしびれです。③によるしびれでは、しびれの位置が神経分布に従うため、しびれの部位から病変部位を推測できます
④末梢神経障害でよくみられるしびれは、手の
指先(小指は除く)のしびれで、正中神経麻痺や
手根管症候群といわれるものです
これは手首のところで神経(正中神経)が圧迫されて起こるもので、手首をよく使う人、特に女性に多く見られます
両手に起こるしびれは両足のしびれを伴うことが多く、全身的な内科疾患(中毒や代謝疾患など)による多発性末梢神経障害や頚髄障害が考えられます
一般の医師では診断が困難で専門医の診察が必要です
シビレなどの症状がひどくなる前に、
カイロプラクティックを受けてはいかがでしょうか(^-^)/